ひまわり保育園の先生たちの朝は
園内と園外の安全点検から始まります。
この安全点検が終わると
子ども達を迎えるために
園内をピカピカにします。
『ピンポ~ン』と
一番最初の子どもが登園してきて、
ひまわり保育園の一日がスタートします。
『いつもと変わったところはないかな?』
『昨日はお鼻が出ていたけど今日はどうかな?』
と子ども達の様子を見ながら、
お家の方と子ども達の時間を見守ります。
靴と靴下を脱ぎ、
自分のマークのついた場所に片付け、
お手拭きタオルをかけ、
得意そうな顔の子もいます。
子どもたちは、
この毎日の繰り返しの中で、
少しづつ、
自分で出来る事が増えてきます。
その姿を嬉しそうに、
優しく見つめるお家の方を見て、
子ども達も満面の笑みを返します。
出勤前の慌ただしい中でも、
このわずかなやりとりが
落ち着いた楽しい気持で
一日を過ごすために、
とても大切な時間だと、私たちは思います。
『元気いっぱいで
お家の方を見送る子ども』
『お友達が気になって
保育室に急いで行きたい子ども』
『まだ離れたくなくて、
抱っこをせがんで甘えた声を出す子ども』
『バイバイをした後も、
窓から外を眺めて
お家の方の後ろ姿を見送る子ども』
様々な子ども達がいいます。
みんなが登園して来るまでの
静かな朝の保育室で、
子ども達は、
自分達のお気に入りの遊びを見つけて過ごします。
絵本をじっくり眺めたり、
ブロックを積み重ねたり
お友達一緒におままごとをしたりと。
そこには、
子ども達が、夢中で遊び込む時間が流れます。
9月と10月は
新しいお友達が入園しました。
新しいお友達の中には
まだ慣れない保育園生活に
涙で登園する姿もあります。
初めは心配そうに、
お友達を見ていた子ども達も
徐々に距離を縮めます。
『私たち先生たちに
「新しいお友達が泣いてるよ。」と教えに来たり』
『「新しお友達」の頭をそっと撫でてあげたり』
『自分の使っていた玩具を
「新しいお友達」に渡したり』
私たち先生たちも、
子ども達の優しさを感じ
温かい気持ちになります。
このように、
朝の自由な活動の時間の中にも、
子ども達の様々な姿を見ることができます。
これからも、
穏やかな一日の始まりの朝の時間を、
子ども達と楽しみながら過ごしていきたいです。