カンバスの理念
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私たちは、発達障害を持つ子どもたちが、ひとりひとりの強みや「考える力」、「コミュニケーション能力」を伸ばし、自立した生き生きとした人生を歩めるよう支援します。また、地域で安心して生活できるよう、ご家族・地域・行政を結ぶ支援拠点となります。
私たちの使命
1.発達障害の子どもたちの、未来の選択肢を増やすこと。
2.発達障害の子どもたちと、保護者の皆さまへの理解(共感)に努めること。
3.発達障害の子どもたちへの理解と愛を広げ、お互いを尊重しあう社会をつくること。
4.発達障害の子どもたちと保護者の皆さまのための、地域の支援拠点になること。
5.よりよい療育技術・療育方法を常に追求すること。
カンバスは
こうして生まれました
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「発達障害の子どもたちが、のびのび育つことができる場所を、私たちの手で創ろう。」
そう決心した日のことをよく覚えています。私たちカンバスを運営するラビットポケット株式会社は、元々習志野市の認可保育園を運営している会社です。ある日、園長の私に、ひとりの保育者が「発達障害のことを教えてください。」と言いにきました。その頃園には、声をかけても反応することが少なく、一つの活動に集中すると次の活動にうつることが難しいAちゃんがいました。
発達障害なのではないか?と、この保育者は考えたのです。「Aちゃんのためにもっと何かをしたい!」という気持ちで。 -
その日から、私は発達障害と療育のことを学びはじめました。そして、地域の発達相談支援センターや児童発達支援事業所、行政の障がい福祉課の先生たちと交流を持つなかで、発達障害のことや、療育の専門人材が不足してること、そしてその育成も大変であることが分かってきました。
そんなある日、保育園でAちゃんのことを話していた保育者たちが、「Aちゃんはやっぱりしかたないかもね」「近くに直接相談できる療育の先生がいればね」と言っているのを耳にしました。
保育者たちが「Aちゃんのためにもっと何かしたい」という気持ちを諦めてしまう。悔しい。何とかしなくてはいけない。心の底からそう思いました。
そして、専門の場所がないなら、専門の療育者が近くにいないなら、自分が創って育てればいいと考えたのです。これが「発達支援カンバス」のはじまりでした。 -
そして月日が流れ、2020年にカンバスはオープンしました。そして、保育園とカンバスの先生が、発達障害や保育場面での工夫について意見を交換するようになりました。目を輝かせて話を聞き、一生懸命にメモをとる保育者の姿に「やっぱり身近に相談できる環境があると違う。保育者も志を持って大きく成長することができる。」と確信しました。
発達支援カンバスは、子どもたち一人一人の障害特性や学習スタイル、ご家族のニーズを正しく理解して療育を行い、子どもたちが自立して笑顔で成長できる環境を、保護者の皆さま、保育園・幼稚園の先生方と一緒に創ることが使命です。
全ての子どもたちが、自分らしく笑顔で生活できる社会をつくるために。保護者のみなさん、地域の保育園・幼稚園の先生方、療育機関の先生方、行政のみなさん、私たち「発達支援カンバス」を、どうぞご活用ください。
教室の紹介
カンバス 大久保校
- 住所千葉県習志野市本大久保4-14-10グランドパレス大久保203号室
- アクセス各種交通手段が利用できます
- (電車)京成線「京成大久保駅」下車、徒歩4分
- (バス)ハッピーバス「京成大久保駅ルート・三叉路」または京成バス「三叉路」下車、徒歩1分
- (車など)駐車場(2台分)・駐輪場を完備。ご利用の際は事前にお問い合わせください。
- 事業者番号1250200332
受付時間火~土 9:00〜17:00